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英会話スクールの費用もキャッングできる?

英会話スクール

私の会社には海外事業部があり、数年前からそこに配属されています。私は英語が苦手なので、まさか海外事業部に派遣されるとは思っていなかったのですが、私が持っている別のスキル(詳しくは私が特定されてしまうかも知れないので書けないのですが…)を必要とされ、配属が決まったのです。

急遽私は英語の特訓が必要になりました。そして、英会話スクールに入るため、20万円をキャッシングすることにしたのです。

クレジットカードの限度額はいっぱいだった

大手の英会話スクールだと、入学金や月謝も含めてクレジットカードで支払える…という所が結構あります。しかし、私はお恥ずかしいことに、その時点ですでにクレジットカードの借入枠一杯まで借りてしまっていたんですね。

私はキャッシング枠はついていなくて、ショッピング枠のみで100万円というクレジットカードでした。最初から100万円の限度枠だったわけではなく、徐々に増額されていくうちに、こうなっていました。

そして、私はまだ20代前半のOLでありながら、このショッピング枠の100万円を、すでにいっぱいに使っていたんですね。

服や食べ歩きに使い過ぎて…

何にそんなにお金を使ったのかと思われるかも知れませんが、主に下のような利用用途です。

  • ファッション
  • 美容
  • グルメ
  • 友達付き合い
  • インテリア

いかにも女子がお金を使いそうなジャンルです。こういうことに投資していることもあってか、私はルックスに関してはかなり自信もありますし、おしゃれなお店に入ることにも慣れていて、いわゆる「女子力が高い」方だと思いますが、その裏では100万円の借金(クレジットカード)を常にかかえていたということですね。

こういう女性は意外と多い

私の経験からいうと、こういう女の子は結構多い気がします。どれだけ東証1部の上場企業などに勤務していても、所詮月収は20万円ちょっとですから。それも税金とか保険料を引かれるので、手取りだと15万円とかそのくらいなわけですね。

それで親元に住んでいたらいいですが、実家を出て一人暮らししている場合は、もう東京での生活など、本当にカツカツになるはずです。なのにみんなオシャレして、いいお店でランチとかディナーとかしている…というのは、よく考えると変ですよね。

私は自分が100万円の借り入れをしたまま、そういうキラキラ女子な生活を謳歌していたのでわかりますが、大体3分の1くらいは何らかの借金をしていますね。奨学金とか教育ローンみたいな借り入れが残っている…というのを含めたら、多分半分以上だと思います。

もし借金をしていなかったら、パトロンみたいな年上の彼氏がいたり、あるいはキャバクラとか風俗店でこっそり働いていたり…というような感じですね。やはり、普通の会社員・OL・公務員の収入だけで、キラキラ女子の生活を謳歌するのは難しいです。

何はともあれ、そういう派手な生活をしていたせいで、私にはまったく貯金がなく、それどころかクレジットカードももう一杯だったので、結局キャッシングして英会話スクールに通うしかなかったのです。

(独学の英語で海外事業部に行くのは、あまりに不安でしたから…)

知り合いのコンビニで、朝だけ働く

すでに100万円クレジットカードで使っている所に、さらに20万円消費者金融でお金を借りてしまったわけですから、当然返済のために、何かアルバイトをしなければいけなくなりました。ボーナスまで待とうという発想もありましたが、ボーナスはクレジットカードの返済に当てるべきだと思ったし、もうこれ以上借金が増えるのはごめんだと思ったのです。ガンガン働いて、一気に全額返済しようと思いました。

そして、運がいいことに私にはコンビニを経営している知り合いがいました。しかも自宅のすぐ近くの店舗でした。なので、その知り合いに事情を話して、出勤前の毎日2時間だけでも、働かせていただけないかと打診しました。

その男性のオーナーさんは私のことをとても気に入ってくれていたので、二つ返事でOKでした。そうして「朝5時から7時まで、毎日時給900円」という条件で、アルバイトさせていただくことになったのです。

  • 日給…1800円
  • 1週間…約1万5000円
  • 1ヶ月…約6万円

このような副収入ですね。月収25万円程度のOLにとって、この副収入はかなり大きかったです。これは全て返済に当てたので、何とか1年で消費者金融の借り入れも、クレジットカードの利用残高も、すべて返済することができました。

借金返済のアルバイトで変わったこと

このアルバイト生活はかなり大変でしたが、1年間これを続けたら、ものすごい朝型になりました(笑)。朝5時から働くということは、その後の出勤の準備も考えると、4時には起きている必要があります。

「どこのおじいさんだよ」などと一人で突っ込みながら毎朝早朝に起きていたのですが、最初は辛かったものの、2ヶ月もするとこの生活がすっかり心地よくなっていました。朝早く起きるというだけで、何となくいいことをした気になるというか、遅起きの人に対して優越感のようなものを感じましたね(笑)。もちろん、別に何も偉くないことはよくわかっていましたが。

そうして朝型になると、夜遊びも当然しなくなるので、お酒も減りました。飲み会もカラオケも全部行かなくなったので、ファッションにもあまりお金を使わなくなりました。

私は仕事はできる方なので、残業はほぼゼロで、毎日定時に帰っていました。そのまま英会話スクールに行って、90分のレッスンを受けて、自宅に帰って簡単な自炊をして寝る…という風でしたね。とてもシンプルな生活でした。

それまでのゴージャズな浪費生活からかなり変わったのですが、何となくこちらの方が気持ちいい感じがしましたね。「毎日ていねいに生きている」という実感がありました。修行僧の方の気持ちが、昔はわからなかったけど、この借金返済の生活をしながら、何となくわかった気がしました。

キャッシングの審査の体験談

続いてキャッシング自体の体験談も語ると、私がお金を借りたのは銀行カードローンではなく消費者金融です。実は、銀行カードローンの審査はなぜか落ちてしまったのです。

割と知名度のある勤務先でしたし、勤続年数も3年でしたし、審査に通る自信はあったのですが…。クレジットカードの返済で何度か遅れたことがあったので、もしかしたらそれがクレジットヒストリーに響いていたのかも知れません。

いわゆる個人信用情報に残るようなひどい、悪質な遅延・延滞はしていないはずですが、今振り返ると、そのクレジットカード会社と銀行カードローンに、何らかの提携というかつながりがあったのかも知れませんね。(保証会社が共通とか)

何にせよ、そうして銀行カードローンで審査に落ちてしまった時はショックでしたが、気を取り直して某大手の消費者金融でお金を借りることにしました。こちらの審査は、あっさり通りました。

勤務先への在籍確認の電話の言い訳

年収や勤続年数からしても、さすがに消費者金融のキャッシングの審査だったら通るだろうという自信がありました。ただ、問題は勤務先への在籍確認の電話だなと思っていました。

私は仕事上外部からの電話もよく来ますが、職場のルールで、必ず相手の所属や会社を聞いてから取り次ぐということになっていたのです。早い話が、私用電話はするなということですね。

なので、キャッシングの情報サイトで職場への在籍確認の電話について調べて「会社名などは名乗らず、個人名だけ名乗る」というのを読んで「これは対策が必要だな」と感じました。

そして調べているうちにわかったのは「クレジットカードの審査の在籍確認」といえばいいということ。この言い訳が一番自然で、一番職場バレしにくいということでした。

確かにクレジットカードの審査は、消費者金融や銀行カードローンと同様に、在籍確認の電話があるようです。私のクレジットカードの審査ではありませんでしたが、他の審査が厳しいクレジットカードだとあるようです。

これだったらごく自然に在籍確認の言い訳ができるなと思い、これを採用することにしました。結局、職場への在籍確認の電話は私が直接とったので、用意しておいた言い訳も不要になりましたが…。

ローンカードは無人契約機で発行した

お金はすぐに借りたかったので、一人暮らしではありますが、ローンカードは自動契約機では共通することにしました。スピード振込で借りるという方法もありましたが、私の場合は夜間の審査の申し込みだったので、振り込みではスピーディーにキャッシングすることができなかったのです。というわけで、最寄りのローン契約機でカード発行をして、そのままそこにあるATMで20万円を借りました。

それを提携銀行ATMで入金し、振り込みで英会話スクールに払う…という風にして、無事に入学金と月謝を用意できました。その後の返済のアルバイトについては、先に書いた通りです。

私の借り入れの体験談・まとめ

その後、こうして苦労していたこともあり、ハングリーな状態に脳が変化していたのか、以前の私では考えられないほど、英語の修得は早くできました。人間、ある程度の危機感はあった方がいいのだなと思いました。(もちろん、過剰なストレスは過労死や自殺の原因にもなってしまうので、ほどほどが大事ですが)

そして、一年後に借金完済をした後は、コンビニでのアルバイトも卒業し、元の時間に余裕がある生活に戻りました。英会話スクールも今は通っていません。十分仕事で通じる英語力が身についたので、後は仕事がそのまま英語の勉強になる…と思ったからです。

毎日残業を多めにして、お金を稼ぐと同時に英語の勉強をしています。仕事が勉強になるというのは嬉しいですね。

消費者金融での借り入れが必要になるくらい散財していたことは反省していますが、これは私のいい人生の転機になったなと思っています。また、急場をしのがせていただいた、消費者金融のサービスには感謝しています。

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