キャッシングコラム

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看護師のキャッシング体験。女子会や合コン、付き合いにお金が・・

看護師

キャッシングに関して、他の方の体験談を知りたいという方は多いでしょう。ここでは、看護師のRさんの体験談を紹介します。

看護師さんというのは、もともと多忙でお金を使う時間がない人が多いです。なので、あまり借金をすることはなく、むしろ「貯金とストレスが溜まって仕方ない」というケースが多いのですが、Rさんは少し違いました。

Rさんは断ることができない性格で、職場の同僚や友達との付き合いが多く、そのためにキャッシングが必要になったということです。以下、Rさんの体験談です。

(Rさんの言葉を、こちらで要約してまとめています)

職場のオールドミスに、強引に付き合わされ…

オールドミスという表現は少々きついかも知れませんが、正に絵に描いたようなオールドミスの女性の上司が、私の職場にはいました。40才を過ぎても独身の女性の先輩ですが、この先輩は仕事はとてもできるんですね。

そして、性格がものすごく図太くて強いので、私達後輩の看護師は誰も逆らえなかったのです。先輩のランチやディナーなどの誘いを断ると、職場にいづらくなる、という空気だったんですね。

高いお店ばかり行くので、出費がかさんだ

その先輩は、結婚はしていないものの、かなり美人でオシャレでした。(多分、プライドの高さや性格のきつさが、結婚できなかった原因ではないかと思います)

そして、プライドが高いせいで「安いお店では絶対にいや」というタイプの人だったので、飲み会やディナーに付き合わされる時は、いつも高級なお店でした。1回で7000円程度飛んでいくのは当たり前でしたし、ランチでも安くて1000円、高ければ2000円…ということもありました。

そこまで頻繁に行かなくても、これだけのお店に何度も連れて行かれたら、普通の看護師のお給料では、たちまち底がついてしまいます。「そうやって、彼氏と遊べないようにしている」という陰口をたたく女の子もいましたが、真相はわかりません。

何はともあれ、こうしてどんどん支出がかさむうちに、いつのまにか消費者金融でキャッシングしなければいけないくらい、生活が行き詰まっていきました。

友達が多く、結婚式の費用もかさみ…

私の場合さらに追い打ちをかけたのは「友達がなまじ多かった」ということです。大学時代はサークルの副部長をしていたのですが、そのつながりがいまも続いていて、友達が多いのです。

友達が多いというといいことのようですし、実際良いことも多いのですが、支出は確実に増えます。(旅行はいいものですが、行けば必ずお金がかかるというのと同じですね)

20代の中盤から、みんな続々と結婚した

私の周りはなぜか結婚の早い子が多くて、25才くらいから大部分が結婚していました。偏差値が低い大学だったからというのもあるかも知れません。(基本的に、偏差値の低い大学や高校の出身の女の子ほど、早く結婚するという話を聞いたことがあります。)

もしくは、私の場合友達が多かったので、たまたまそう感じただけかも知れません。25才程度で結婚する友達に当たる回数も、それだけ多かったというか…。

そうして結婚式にも無理して出席したり、その他細々とした飲み会・女子会なども断らずに出ているうちに、完全にお金がなくなってしまいました。

初めてのキャッシングは意外と簡単だった

私の両親はお金に関しては結構厳しい人で、「借金は絶対に駄目」ということを、子供の頃から言われてきました。また、父親が読んでいた『ナニワ金融道』という漫画を子供の頃にちょっと呼んで、あまりの恐ろしさに「借金は絶対にダメだ」と思ったこともあります。

こうした理由から、最初に消費者金融でキャッシングをする時は、かなり緊張していました。しかし、審査はあっさり終わり、女性のオペレーターさんの対応も、まるで銀行のように丁寧でかなり拍子抜けした記憶があります。

しかも借入金額もいきなり「30万円までOK」と言われました。必要な金額は家賃や携帯電話の支払いで15万円程度だったので、20万円借りられれば十分だったのですが、「30万円あると安心だな」と思い、その借入限度額で了解しました。

ただ、そうして30万円まで借りると「破産まっしぐら」というイメージが湧いたので、それ以上の借り入れはしないようにしました。

思い切って転職し、無事に解決

私がお金が必要になった原因の一つは職場の先輩だったので、まずは先輩から離れなければいけないと思いました。仕事についてはとても尊敬できる先輩でしたし、いいお店をたくさん教えていただけたことは感謝していますが、やはり借り入れが必要になるくらいの出費に付き合わされる…というのは間違っていたと思います。

また、病院全体の経営方針にも少々疑問を感じたこともあり(これは詳しくは書けません)、転職を決意しました。

北海道に引っ越したのが成功だった

私が引っ越したのは北海道・札幌です。前々から北海道の生活に憧れていたことと、「友達の誘いを絶対に断れるくらい、遠くに行こう」と思ったのが理由です。

別に友達が嫌だったわけではありませんが、借金をしたりして人生が何となく窮屈になっていたので「どこか遠くに行きたい」というような気分になっていたのです。(大掛かりな気分転換といいますか)

離れてみて友達のありがたさも感じましたが、同時に「ごめん。さすがに北海道なので行けない。」と、堂々といろんな誘いを断れるようになったのはプラスでした。

私はもともと私生活ではほとんどお金を使わないタイプだったので、ほとんどの支出・支払いは「人付き合い」だったんですね。それがなくなって、借金もすぐに完済できて、貯金もどんどん貯まっていきました。(お給料は東京時代よりかなり減ったんですけどね)

人間関係をリセットしたいなら、遠くに行く

私のように、人間関係や付き合いが原因でお金を使い果たしてしまい、キャッシングやクレジットカードなどに頼っている…という方は多いでしょう。そうした方の場合、人間関係をリセットするのが難しかったら、私のように「遠くに引っ越す」ということをおすすめします(あくまで一つの方法ですが)。

やはり「物理的な距離」は、そのまま「人間の距離」になるんですね。遠ければありとあらゆる誘いを断りやすくなるのです。逆に、ありとあらゆる誘いをしてもらえなくもなります。

人間関係の整理でも何でもそうですが、今の環境のままで、自分の心だけ変えようとする人が多いですが、それは無理と私は思います。心だけで変われるなら、現時点ですでに変わっているはずでしょう。

やはり環境を変えて強制的に心も変える…というのが、キャッシング癖・浪費癖などがある方にとっても効果的かと思います。

借金完済について参考になった本

私の場合、それほど借金で苦しんだわけではないのですが、当時たまたま書店で見つけて非常に参考になった書籍がありました。西村優里さんというOLの女性が書かれた本で、クレジットカードなどの多重債務から脱出した経験を綴ったものです。

ただの返済や節約の話だけではなく、女性にとって直接ライフスタイルの改善につながることが書かれていました。たとえば「頻繁にカフェに行くのを控える」というものです。

西村優里さんは、1日1000円程度カフェでお金を使う日が多かったようですが、このようにカフェを頻繁に利用していると「カフェインも摂取しすぎる傾向がある」ということなのですね。

別に健康のためではなく、節約のために西村さんはお湯をボトルで持ち歩いて飲むようにされたのですが、これで体も健康になったということです。実際、「お湯が一番の健康ドリンク」というのは、最近の美容・健康の世界では常識になりつつあります。カフェインでも、あるいはお茶に含まれるカテキンなども、やはり消化するためにある程度内臓に負担をかけるので、摂取は適量におさえて、後はひたすらお湯を飲む方がいい…ということですね。

水でもいいのですが、水より体全体があたたまるお湯の方がいいということです。このように、女性にとって重要である美容・健康のことも絡めて、節約の方法が書かれているというのが、私にとって非常に有意義でした。

…というのが私の体験談ですが、私と同じように付き合いが原因の支出でキャッシングが必要になった方などに、参考にしていただけたら幸いです。


以上、Rさんの体験談でした。特に「心を変えるには環境を変えるべき」というのは、借金完済をするためだけではなく、ありとあらゆる場面で応用できる内容かと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。

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