キャッシングの申し込み方法!ネット・自動契約機・郵送・電話・来店
キャッシングの申込方法は「ネット・自動契約機・郵送・電話・来店」の5通りがあります。ここでは、これらのカードローン・キャッシングの申込方法について、詳しく解説していきます。
ネット申込みでキャッシング
現在のキャッシングの審査で、一番主流になっている申込方法です。スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも申し込みできますし、もちろん、パソコンでも申し込みできます。
特に大手の銀行カードローン・消費者金融のネット申込みでは、電話審査・郵送・来店などすべて不要で、ネットのみで審査を完了できるというシステムになっています。SMBCモビットのWEB完結申込などが有名ですが、自宅や出先にいながらにして、キャッシングの審査が完了するというわけです。
申し込み後に最低限の電話確認だけはある
一応、最低限の電話確認だけはあります。キャッシングの知識がある人だったらよく知っているでしょうが、下の2通りの電話連絡です。
- 本人の携帯への確認電話
- 会社への在籍確認の電話
キーワードだけ書くと「本人の携帯」「職場」ということですね。この2つの電話番号に対して、ごく簡単な確認電話をかけます。そういう点では「完全にネットのみ」ではないのですが、電話口での審査をしないという点では、電話審査はないということです。ただの確認電話なので、30秒から数分程度で終わります。
スマートフォンはアプリから申し込む
タブレットやスマートフォンからのネット申込みの場合は、アプリを使います。アプリでなくてもいいのですが、アプリを使った方が、断然申し込みがしやすくなっています。特にスマートフォンはそうですね。タブレット違って画面が小さいので。
キャッシングというのは、言うまでもなく「急ぎでお金が必要」という方がよく利用します。そのため、特に消費者金融が提供するアプリは、スマートフォンの操作が苦手な人でも方に利用できるくらい、使い勝手がよくなっています。そのため、まだスマートフォンを使い始めたばかりで操作にあまり自信がない、という方。スマホの操作でよくストレスをためているという方でも、安心して利用することができます。
書類の提出は、モバイル端末の方が楽
特に身分確認資料や収入証明書などの提出書類を送信するときには、パソコンで申し込みをするよりも、iPadやiPhoneなどのモバイル端末で申し込みをした方が楽なくらいです。カメラ機能を使って身分証明書や年収確認資料を撮影し、それを送信するだけ…という風になっています。
パソコンだとスキャナに接続して、必要書類をスキャンしないといけないですからね。そもそも自宅にスキャナがないという人もいるでしょうし、スキャナを持っていても、パソコンに常時接続してはいない…という方もいるでしょう。その点で、パソコンでの提出書類の送信よりも、スマートフォンなどのモバイル端末の方が、書類の提出については断然楽だといえます。
何はともあれ、このようなスマートフォン・タブレットでの申し込みも含めて、大手の消費者金融・銀行カードローンではネット申込みが非常にしやすくなっています。これからお金を借りたいという方は、基本的にネット審査を利用するのがいいでしょう。
自動契約機で申し込む
2つ目にメジャーな方法は、自動契約機・無人契約機での申し込みです。よく街中で見かける「アイフル・アコム・ノーローン」などの看板の建物の中にあるマシンですね。このマシンで審査自体をしてもいいですし、ネット審査で借り入れが決まった後、ローンカードの発行だけを自動契約機でするというやり方もありになっています。以下、自動契約機・ローン契約機での審査の申し込みについて、解説していきましょう。
大手の消費者金融と一部の銀行にある
自動契約機・ローン契約機は、SMBCモビット・プロミスなどのメジャーな大手の消費者金融であれば、すべて持っています。中小業者はほぼ持っていません。
銀行カードローンについては、下の3つの銀行カードローンは持っています。
- 三菱UFJ銀行
- 新生銀行カードローン レイク
- 三井住友銀行
これらを合計すると、8つの大手の消費者金融・銀行カードローンが、自動契約機を持っているということになります。(消費者金融の大手ブランドは5つなので)
ほぼ「最短30分」で審査可能
ネット申込みも同じですが、自動契約機・無人契約機での審査も「最短30分で可能」というシステムになっています。自動契約機での審査の流れは、大体下のようになっています。
- 生年月日・年齢などをタッチパネルで入力する
- その他の細かい審査情報は、その場の申込用紙に記入する
- 身分確認資料などの提出書類を、その場合のマシンでスキャンする
- 申込用紙も、スキャンして送信
- 審査結果を待つ
- 審査通過したら、その場合でローンカードを発行する
順番については、その消費者金融や銀行カードローンによって多少違うことがあります。しかし、全体的な流れとしては、大体このようになっています。
ネットのキャッシング審査とどっちが早い?
これはそれぞれの混み具合にもよりますが、基本的にネット申込みの方が断然早いといえます。というのはローン契約機・自動契約機での審査は、そこまで移動しなければいけないからです。その移動時間(往復)を考えれば、自宅から出なくても審査できるネット申込みの方がいい…というわけですね。
もちろん、東京などの都心部に住んでいる方であれば、「無人契約機・自動契約機が、そこら中にあるよ」と思うかも知れません。そのくらい利便性が高い所に住んでいる方であれば、ローン契約機でもネット申込みと同等のスピードで審査をできるでしょう。
しかし、基本的には日本の大部分の土地に住んでいる方の場合は、ネット審査の方が明らかに借り入れのスピードが早いといえます。(物理的な人体の移動がないわけですから、当然ですよね)
というわけで、基本的にはネット申込みの方がスピード借入にはおすすめですが、ネット審査で通過した後、ローンカードの発行だけ自動契約機でするという用途なら、万人におすすめできます。
郵送による審査の申し込み
郵送での審査の申し込みは、現代のキャッシングではほとんどする人はいなくなっています。一部の高齢者の方で、特に体の悪い方などが利用する方法…と言えるでしょう。
(高齢者の方々でも、特に消費者金融を利用する時は「急ぎでお金を借りたい」ということが多いので、ローン申込機を使うことが多いのです)
また、最近は60代以上の高齢者の方々でも、まったく普通にインターネットを使いこなしています。それは別に不思議なことではなく、そもそもウィンドウズを生み出したビル・ゲイツや、iPhoneやマックを生み出したジョブズが、すでに60才以上なのです(ジョブズの場合は、生きていたらですが)。
そのため、高齢者の方々でも郵送の申込は年々減っていて、ネット申込みが中心になっています。多少パソコンが苦手な方でも、「急ぎでお金が必要」という緊急の用事の前では、やはり頑張ってパソコンを使われるのでしょう。
電話によるキャッシング審査はまだある?
郵送よりは比較的よく使われる方法として「電話審査」があります。これは大手の銀行カードローン・消費者金融では少なくなっていますが、中小業者ではまだこれが主体…ということが多いです。
私が大学時代に実際に学生専用ローンで借りた体験談をお話すると、大手の消費者金融のネット申込みの項目より2倍くらい詳しい内容を、電話口でずっと口頭で回答するというやり方でした。
具体的にどのくらい細かったかというと、下のような内容も聞かれた…と言えば伝わるかと思います。
- 祖父母の名前(父方・母方両方)
- 祖父母の収入の有無
- 兄弟の人数と職業・属性
- 両親の仕事・収入の金額
- 兄弟はアルバイトをしているか
- 自分のアルバイトの大体のシフト
- 月収と、毎月の平均的な支出
…と、まだまだ大量にあったのですが、とにかく根堀り葉掘り聞かれました。大体1時間くらい、ずっと電話口で話していました。これらの情報が必要というより架空の人間をこしらえて、借りて逃げるような反社会勢力の場合、こうした細かいプロフィールまで作り込んでいないということが理由です。なので、そうした犯罪者に対してボロを出させる…という目的で細かく聞いていたのだと思います。
ネットが使えない方のための申込方法
中小の消費者金融が上のように「面倒な」電話審査をするのは、ネット申込みのシステムが整っていないからです。逆に大手の消費者金融がネット審査で「WEB完結申込」のようなことまでできてしまうのは、自動与信システムなどが整備されているからです。
たとえばプロミスの場合は、1983年に世界でも最先端となる自動与信システムを開発しました。以後改善を続けて、こういう職業・属性・借入状況の方の場合、過去の統計から、貸し倒れ率は何%というような計算を、瞬時にできるようになっているんですね。
(内容はあくまで「わかりやすく」書いたもので、実際に貸し倒れ率を計算しているかはわかりません。あくまでイメージとして受け取ってください)
大手の消費者金融の場合、規模が大きい上に歴史が長いので、このような統計に必要な「過去の利用者のデータ」が膨大に蓄積されているわけです。だから「WEB完結申込」のようなスピード審査ができるんですね。
こうして中小業者と大手の消費者金融を比較すると、どう考えても大手の消費者金融で申し込んだ方がスピード借入がしやすいのです。また初回30日間無利息などのサービスもあるので、金利・利息面でも有利です。
なので、電話審査は「大手の消費者金融の審査に通らないような人が、中小業者で借りる時」や「ネットを使えない高齢者の方々などが利用する方法」と思った方がいいでしょう。
有人店舗での来店キャッシング審査
最後が、一番原始的な申込方法である、「有人店舗の窓口での審査」です。「来店」ですね。
これは今でも一定数の利用者の方々がいます。しかし、学生など若年層の方々では、ほぼゼロになっていると言っていいでしょう。50代などの方も、あまり利用していないはずです。
来店審査でお金を借りるのも、やはり高齢者の方々が多いという特徴があります。耳が遠くなると電話では聞こえづらいですし、老眼など視力の衰えで、自動契約機の操作や郵送申し込みもしづらい…ということが多いわけですね。
そうした方にとっては、スタッフさんと直接対面して、通常の会話のように話しながら申し込み手続きができるのが、一番安心できるわけです。そのような方のためにも、来店審査はまだ残っているのだと考えます。
アイフルの有人店舗でも、20~30程度
有人店舗での審査の申し込みが少ないというのは、実際に店舗数を見ればわかります。たとえばアイフルだと、2016年時点で全国で大体20~30店舗しかない…という状態になっています。
もちろん、契約ルーム(他の消費者金融でいう自動契約機)を入れると、ものすごい数になります。つまり、消費者金融の世界で「店舗」といったら、もはや契約ルームやローン契約機などの「無人店舗」のことを指す様になっているんですね。
ちなみに、アイフルの契約ルームは別名として、無人契約でんわBOX「てまいらず」という呼び名もあります。自動契約機にこのような愛称をつけているのは、以前はすべての消費者金融で見られた傾向ですが、今はアイフルの「てまいらず」と、アコムの「むじんくん」だけになっています。
キャッシングの審査の申込方法・まとめ
以上、カードローン・キャッシングの審査の申し込みのやり方・方法について説明してきました。「ネット申込みだけ利用すればいい」「ローンカードの発行が必要な時だけ、無人契約機・自動契約機を使えばいい」というのが、一番わかりやすい結論です。
(もちろん、高齢者の方々や体に障害がある方など例外もあるので、あくまで「わかりやすく書くと」という意味です)
現時点でこの記事を読んでくださっているということは、スマートフォンでもパソコンでも、どちらかは使えるということですから、やはりネット申込みで借りていただくのが一番いいでしょう。