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大学生のためのキャッシング審査を乗り切るポイント解説

大学生

特別意外なことでもないかも知れませんが、大学生でも消費者金融などでキャッシングすることはできます。ここでは、大学生がカードローンの審査を乗り切るポイントを説明していきます。

大学生がキャッシングの審査を通過するために

大学生が、カードローン・キャッシングの審査をパスするためにはどうすればいいのか。まず、最低限の申込資格として「アルバイト収入があって、20才以上である」という2点が挙げられます。つまり、18才・19才など、20才未満の場合は大学生であっても借入不可ということですね。もちろん大学生以外の専門学校生、高専生なども、未成年・10代では融資不可です。

アルバイト収入は月収5万円は必要

続いてアルバイト収入がいくらあればいいかですが、これはギリギリのギリギリで「月収5万円」と考えてください。この「ギリギリ」というのは勤続年数・職場の安定性・クレジットヒストリーなど、その他全ての条件が良い場合ということで、実際には月収8万円か7万円程度は最低でも必要になることが多い…といえます。

これは別に審査がどうこうではなく、実際に借り入れした時、そのくらいないと無事に返済するのは難しいだろう、ということです。一応月収5万円でも、10万円程度の少額であれば完済はできますが、時間がかかるのは間違いありません。

(その月収5万円をすべて返済に回せるならいいですが、実際にはそれでも足りないくらいの支出をしているから、キャッシングが必要になるということですからね。返済に回せるのはせいぜい1万円でしょう)

ということで、大学生のキャッシングで最低限必要な月収は「ギリギリライン」としては5万円ですが、できれば8万円は欲しい…と思って下さい。

勤続月数は3ヶ月は必要

そして、アルバイトの勤続月数ですが、これもギリギリのギリギリで3ヶ月…と思ってください。それ以外の勤続月数だと、借り入れはまず不可能です。

これは収入確認資料の提出が必要になった時、2期分を要求されることが多いということでもわかります。基本的に、大手の消費者金融の場合は年収確認資料なしで50万円までは借入可能なのですが、中小業者などは、借入金額に関係なく所得証明書が必要ということが多いです。

そして、その所得確認資料が大体「2ヶ月分」求められるのです。ということは「最低限3ヶ月は勤務していないと、年収確認資料を提出できない」ということですね。なので、全体的に見て勤続月数は3ヶ月必要と言えるわけです。

ちなみに、これもやはり最低限のギリギリの線なので、ある程度確実に審査に通るレベルといったら「勤続1年」となります。1年は厳しいという場合でも、せめて半年は欲しい所です。

これらの条件を満たしたしていない場合…

「月収5万円」「勤続3ヶ月」という条件を満たしていない場合は、基本的に審査申込みをしないことをおすすめします。おそらく審査に通らないですし、審査落ちの履歴は半年程度残って、個人信用情報に悪影響を与えるからです。

しかし、どうしてもキャッシングが必要という時には、消費者金融で1件だけ申し込んでみて、その結果を見るという方法もありです。もしかしたら、職場の安定性や、それまでのクレジットカードの利用実績などによって評価されて、このような月収・勤続月数でも申し込める可能性があるからです。

なので、あまり過剰な期待はしないでとりあえず申し込みだけしてみる…というのはありでしょう。そして、落ちたら潔くお金を借りることは諦めて、日払いのアルバイトなどをして乗り切ることです。

(大学生だったら、日払いのアルバイトの仕事はいくらでもありますからね。特に都市部ならかなりいい時給のものもあります)

1件審査落ちしたらどうするか

もし消費者金融で1件目の審査に通らなかったら、2件目までは受けて大丈夫です。しかし、その2件目の消費者金融でも審査落ちしたら、その時は諦めましょう。つまり3件目の申し込みはしないように…ということです。

理由は2件審査落ちした時点で、3件目も落ちる確率は非常に高いからです。審査落ちの履歴がない方が本来有利なのですが、その有利な状態でも落ちたのです。

有利な状態で審査に通らなかった人が、さらに不利な「すでに2件審査落ちの記録がある」という状態で3件目に申し込みしたら、次もかなりの確率で落ちる…というのは、感覚でわかるでしょう。

そのため、1件落ちるだけならまた連続で申し込んでもいいのですが、2件目も落ちたら、その時は潔く、借り入れを諦めるようにしましょう。

学生なら日払いのアルバイトも簡単に見つかる

そもそも、学生というのはカードローン・キャッシングの審査では不利ですが、日払いのアルバイトなどで働いてお金を稼ぐという点では、むしろ年配の方より有利なのです。もちろん、普通の固定給やボーナスであれば、当然会社員・OL・公務員として働いている社会人の方々の方が有利です。

しかし、たとえば日払いのアルバイトで「今すぐ現金を稼ぐ」ということであれば、むしろ学生の方が有利なのですね。時間もありますし、雇ってもらいやすいですし。(社会人がこのような時に雇ってもらえることは、ほとんどありません。港湾労働などの、ハードな日雇い労働なら別ですが)

そのため、学生さんだったらキャッシングの審査に2件連続で落ちたとしても、まだ資金調達の手段はあります。働いて稼ぐという当たり前の方法ですが、借金も増えず一番いい方法とも言えるので、ぜひ考慮してみて下さい。

連続の審査落ちは、信用情報に傷がつく

キャッシングの審査に落ちたという記録は、個人信用情報に記録されます。個人信用情報というのは、その人のこれまでの「借入・返済・申し込み」の履歴のことです。この中に、たとえば2件連続で審査落ちした場合「アコム・アイフルでカードローン審査に落ちた」ということが、記録されるわけですね。

ハッキリ「落ちた」と書かれるわけではありませんが、下のような情報からわかるのです。

  • アイフル・アコムが、その人の信用情報を請求した
  • しかし、その後この2ブランドが融資した形跡がない
  • ということは、審査に落ちた

「審査に通ったのに、借りなかっただけでは?」と思われるかも知れませんが、その場合は、アコム・アイフルの「今月は借り入れなし」という記録が残るのです。契約が続いている限り、これが毎月続きます。ということは、それが書かれていなかったということは、「この人は、アイフル・アコムの審査に落ちたんだな」とわかるわけですね。

そのように、調査能力の高い大手の消費者金融が落としたということは「この人の信用度(クレジットスコア)は」低いんだな」と思われても仕方がないわけです。そして、このように審査落ちの記録は約6ヶ月残るので、カードローン審査に落ちた後は、新たな借入審査を6ヶ月(約半年)は控えるようにしましょう。

生活費だったら、大学から借りられる

もし生活費として借り入れが必要ということであれば、学生さんの場合「大学からお金を借りる」という方法もあります。これは大学によってルールが違いますが、大抵の大学で「臨時の生活費として、2万円か3万円程度まで融資する」というサービスがあるからです。

無金利で、大体数ヶ月で返済する

この条件も当然大学によって異なりますが、大体下のような条件になります。

  • 無金利(利息ゼロ)
  • 1ヶ月か数ヶ月で返済

そして、借入可能金額は先に書いた通り数万円程度…ということですね。金額については「誰がどう見ても、やむを得ない事情で10万円必要」ということであれば、大学によっては10万円借りられることもあるかも知れません。(かなり例外的なケースですが)

ただ、そのようなことはほとんどなく、「自宅が火災にあった」「空き巣被害にあった」というような「犯罪・災害」などに限られると思ってください。高額借入はそのように特殊なケースに限られますが、数万円だったら、普通の生活費でも借り入れできることが多いです。

学生専用ローンは審査に申し込みやすい?

学生専用ローンは、学生専用だけに、普通のキャッシングよりも審査に申し込みやすい…というイメージがあるかも知れません。しかし、そうとも限りません。というのは、中小業者は資金力がないから、貸し倒れを出すわけにはいかないからです。

貸し倒れというのは返済不能のことですが、そういう人が多少でても、大手の消費者金融や銀行カードローンだったら、特に困ることはありません。言うまでもなく、資金が豊富にあるからです。

しかし、学生専用ローンは違います。社員さん数名程度の小規模なキャッシング業者も多いので、そのような所で貸し倒れがでると、相当な痛手になるわけですね。少額融資しかしていないにしても、それが10人ほど出るだけで、かなり資金繰りが厳しくなるわけです。

そのため、貸し倒れのリスクが少しでもあるような学生さんには融資をしたくない―。という理由から、「むしろ学生専用ローンの方が審査が厳しくなる」というケースもあり得るのです。

学生専用ローンをおすすめしない理由

審査基準については、学生専用ローンにもいろいろあるので、すべてが審査が厳しいというわけではありません。しかし、共通して言えることは、プロミス・SMBCモビット・アイフルなどの大手の消費者金融に比べて、返済・借入が非常に不便ということ。

大手の消費者金融だったら、ローンカードを提携コンビニATM・提携銀行ATMや専用ATMに差し込むだけで、いつでも自由に返済・借入ができるのです。しかし、学生専用ローンは、借りるにしても返済するにしても「毎回電話連絡をする」というルールの業者さんが多いです。

借り入れはまだいいのです。不便な方が追加借入をどんどんすることもなく、借入残高が増えないという点でむしろ良いかも知れません。しかし、任意返済がしにくいとなると、人間はどうしても返済をサボってしまうので、完済がどんどん先延ばしになるわけですね。

完済までの期間が長くなれば、当然のごとく最終的な利子総額も大きくなります。なので、特に利息を小さく抑えたい、早期完済をしたいと考えている方にとっては、学生専用ローンはおすすめできないというわけですね。

大学生のキャッシング・まとめ

以上、大学生のキャッシング・カードローンでの借り入れについて、注意点なども含めてまとめてきました。最後に補足として、女子学生のレディースキャッシングでの借り入れについて書きます。

悪質業者が混ざっていることがあるので注意する

レディースキャッシング(レディースローン)というのは、名前の通り「女性向けローン」のことです。ほとんどのレディースキャッシングの業者さんはまともで良心的ですが、ごく一部反社会勢力の風俗店と連携している、悪質業者がいます。

彼らの目的は金利・利息によって稼ぐことではなく、「系列の風俗店のスタッフさんを確保する」ということです。当然こうした店舗では女性は若い方が利益につながるので、特に世間知らずの女子大生などが狙われやすい…というわけです。

なので、よほど特別な理由がなければ、わざわざ中小業者のレディースローンでお金を借りることはおすすめできませんし、仮に借りるにしても、本当に安心できるレディースキャッシングかどうか、しっかり評判などを確かめた上で、お金を借りるようにして下さい。

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