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若者のキャッシング審査。スピード融資はできる?バイトは必要?

学生

キャッシングの審査は学生でも通ります。ただしアルバイト収入が必要で、年齢制限についても20才以上からとなっています。月収については、大体5万円から7万円程度は必要と考えて下さい。

このようなごく基本的な条件さえ満たしていれば、学生でも消費者金融などのキャッシングでお金を借りることが可能となっています。

収入がない学生はキャッシング不可

冒頭に書いた通り、学生がキャッシングをするためには「アルバイト収入」が必要です。別にアルバイトでなくても、自分で会社を立ち上げて、その事業収入を得てもいいですが、何にせよ「自分の収入が必要」ということです。

無収入の学生は、ただの無職扱いになる

当たり前ですが、学生でアルバイトなどをしていない人は、キャッシングの世界では「無職・ニート」と同じ扱いになります。大学生や専門学校生の方々は、「自分は無職・ニートよりは上」と思っているかも知れませんが、経済的には同じなのです。むしろ、大学生の方が学費がかかっている分、マイナスかも知れません。

やや過激な表現かも知れませんが、「キャッシングが必要になったという時点で、学生の自分の資金繰りがどうだったか、見直す必要がある」というのは間違いなでしょう。私自身、学生時代に学生専用ローンでの借り入れから始まって、最大で100万円近くの多重債務を抱えていたので、自省を込めて書いています。

何にせよ、学生で自分の収入がないということは、完全に無職・失業者と同じ扱いになるということを理解して下さい。

アルバイト収入は、最低でも月収5万円~8万円

アルバイト収入が必要といっても、具体的にいくらあればキャッシングの審査に通るのか―。という点が疑問な学生さんは多いでしょう。これは一概には言えないのですが、大体の目安としては、月収で5万円から8万円稼いでいれば、借りられる可能性が高いといえます。5万円だとギリギリですが、7万円か8万円あったら、10万円程度のギリギリの限度枠・借入枠で、キャッシングできることが多いと考えて下さい。

もし月収10万円くらいあったら、かなりの確率でキャッシングの審査は通ります。限度額は10万円程度の少額にあんるかも知れませんが、月収10万円の学生で、他社借入がない人が審査に落ちるということは、少なくとも消費者金融だったらあまりないと考えて下さい。(ゼロというわけではありませんが)

勤続月数はどのくらい必要?

これは「最低3ヶ月」と思って下さい。できれば最低でも半年、理想を言うなら1年以上あるのがベストです。「最低3ヶ月」の根拠は何かというと、収入確認資料の提出が必要になる時、2ヶ月分を求められることが多いという点です。2ヶ月分の給与明細書を持っているということは、3ヶ月勤務しているということです。なので、そのような提出書類の条件にも対応できるという点で、「勤続3ヶ月」というのが、ギリギリのギリギリのラインと推定できる…というわけですね。

「勤続1年あればほぼ大丈夫」というのは、ろうきんカードローンの審査基準から来ています。ろうきんカードローンは上限金利が8.8%程度と、銀行カードローンの半分近い、相当な低金利のキャッシングです。

ただ、それだけ低金利ということは当然審査が厳しくなるわけです。ろうきんカードローンは審査基準・借入資格が明記されていて、「年収150万円以上」「勤続1年以上」となっています。逆に言うと、勤続1年以上というのは、ろうきんカードローンのように信用度が高いキャッシングでも申し込めるというレベルなのです。

なので、ろうきんカードローンの2倍以上の高金利である消費者金融のキャッシングの審査なら、勤続1年あれば、学生でもかなり審査に申し込みやすくなるだろう…と推測できるわけですね。あくまで私の推測なので、参考程度にしていただきたいと思いますが…。

未成年・10代の学生は借入不可

上にも書いた通り、学生キャッシングする時の借入資格は「年齢制限…20才以上」となっています。つまり、10代・未成年・20才未満は借りれないということです。

これは別に特別なことではないので、誰でも納得していただけるでしょう。最近は選挙権が18才からになったりと、18才でも大人として扱うようになっていますがキャッシングという特別な事柄については、あまり早くから、学生を社会人と同じ扱いにすべきではないですからね。これは誰でも理解できると思います。

道義的な説明はさておき、大手の銀行カードローン・消費者金融ではこのように「未成年・10代の学生はキャッシング不可」となっているので、そのような若い学生さんの場合は、日払いのアルバイトなどで稼いで、お金が必要な用事を乗り切って下さい。

クレジットカードのキャッシングならできる

一応、18才・19才でもキャッシングする方法はあります。18才から発行できるクレジットカードを作って、そのキャッシング機能を使うという方法です。ただ、これには難点があります。

  • クレジットカードの発行はスピーディーにはできない(基本的に)
  • キャッシング金額は、最大でも5万円~10万円まで

つまり「急ぎは不可」「少額」という、2つのデメリット・短所ですね。「少額」については、学生がお金を借りたいという時の希望金額は、大体最大でも10万円までなので、これは特に問題ないでしょう。しかし、クレジットカードだとスピード発行ができないという点は、大きなデメリット・短所になります。大抵お金を借りたい時というのは「今すぐ必要」ですからね。

スピード発行できるクレジットカードもあるが…

一応、アコムが発行するACマスターカードなど「スピード発行できるクレジットカード」というのはあります。ただ、ACマスターカードはアコムのキャッシングと同様に20才以上からとなっていますし、その他のスピード発行できるクレジットカードというのは家電量販店などの流通系クレジットカードが多いので、キャッシング枠がついていないことが多いという点が問題です。

(流通系クレジットカードというのは、自社商品の家電などを買ってもらいやすくするために、量販店などが発行しているものです。だから、ショッピング枠しかないのが一般的なのですね。少なくとも学生相手に発行する場合はそうです)

ということで、理論的には、クレジットカードだったら未成年・10代・20才未満でもキャッシングができるのですが、特に急ぎでお金が必要な時や、高額借入をしたいときには使えないと思ってください。

法律的に禁止されているわけではない

実は、この20才未満・未成年・10代の学生のキャッシングというのは、法律的に禁じられているわけではないんですね。法律的には、18才以上であれば借り入れをしていいのです。クレジットカードが18才以上からキャッシングにも対応している…というのがその何よりの証拠です。

では、何で大手の消費者金融・銀行カードローンではs18才・19才では借りられないのかというと、これは民法に記載されている「未成年者の契約取消権」という条文に配慮しているためです。未成年者の契約取消権というのは、「親権者の同意書無しで未成年者が結んだ契約は、自由に破棄していい」というものですね。

これがあるため、未成年・10代に貸し付けをするには「親権者の同意書の提出を必須にする」必要があるのです。しかし、これはイコール親バレするということなので、ほとんどの学生は申し込んでこないというわけですね。

親権者の同意書のチェックを審査のマニュアルに盛り込むには、それなりのコストがかかります。マニュアルの作成もありますし、従業員の教育もありますから。しかし、そうやってコストをかけて審査体制を整備した割には、肝心の学生からの申し込みがほとんど増えない=売上につながらない…というわけです。これでは、大手の消費者金融や銀行カードローンが参戦しないのも当たり前ですよね。

(こう書くと利益至上主義と思われるかも知れませんが、そうではありません。無駄なコストををかけなければ、金利を今以上に安くすることができ、全体の利用者の利益につながるからです。実際、消費者金融の金利は過去と比較すると驚くほど安くなっています。)

ということで、法律的には未成年・10代への貸し付けは禁止されていないものの、大手の銀行カードローン・消費者金融では「20才未満・未成年・10代では借入不可」というルールに、自主的にしているわけですね。

学生でもスピード借入はできる?

もちろん、学生でもスピードキャッシングはできます。今の大手の銀行カードローン・消費者金融では、もうスピード借入ができるというのは当たり前になっているので、「キャッシングできる=スピード借入ができる」ということなのです。

申込み時間が、一定より早いこと

当たり前ですが、銀行カードローン・消費者金融がどれだけ便利になっても、コンビニエンスストアではありません。なので、スピード借入をするにはそれなりの時間に審査の申し込みをする必要があります。大体の目安を書くと、消費者金融・銀行カードローンそれぞれ、下のような時間までに審査の申し込みをすれば、学生でもスピード借入ができるようになっています。

  • 消費者金融…21時~22時まで
  • 銀行カードローン…正午~21時まで

これはすべて「大体この時間で締め切る」というものです。消費者金融は「21時~22時の間の1時間しか、受け付けていない」という意味ではありません。(もしそうだったら、どれだけ殿様商売かという話ですよね)

正午を過ぎたら消費者金融で

基本的に、大部分の銀行カードローンは正午までに審査の申し込みをしなければ、スピード借入はできないようになっています。絶対にできないというわけではありませんが、どうしてもその日中に確実に借りたいというのであれば、午前中を過ぎたら、銀行カードローンではなく消費者金融で申し込む…という風に考えてください。

大手の消費者金融は夜9時~夜10時までスピード審査をしているので、その2~3時間前に審査の申し込みをしていれば、かなりの確率でスピードキャッシングができるようになっています。アコム・プロミスは22時(夜10時)まで、SMBCモビット・アイフル・ノーローンは21時(夜9時)までという時間設定になっています。特に夜間ギリギリの時には、プロミス・アコムで申し込むのが一番確実でしょう。

銀行カードローンでも夜の借り入れができるのは?

銀行カードローンでも、すべてが正午までに申し込みしないとスピード借入ができない…というわけではありません。夜間に審査の申し込みをしても、スピード融資できるという銀行カードローンはあります。

その代表が新生銀行カードローン レイクと三井住友銀行カードローンです。どちらも、大手の消費者金融と同じ夜9時までスピード審査という態勢になっていて、夜間でもスピード借入をすることができます。

特に三井住友銀行カードローンは、消費者金融よりだいぶ低金利な分審査基準も厳しくなっていますが、銀行カードローンで借りたいという学生で、夜間にお金を借りたいという時には、三井住友銀行カードローンを選ぶといいでしょう。

(ただし、学生は借入不可という口コミ・評判も多いなど、学生の審査通過はかなり厳しいことが予想されます)

学生のキャッシング審査・まとめ

以上、若年層でもキャッシングでお金を借りることはできる…ということをまとめてきました。アルバイトをしていないという学生さんだと借入不可ですが、20才以上でアルバイトなどの仕事をしている学生であれば、特に問題なくキャッシング可能ということですね。

借入可能金額については10万円からが一番多いケースで、クレジットヒストリーを積み重ねることによって、増額していくことも可能です。

そして、これはどの職業・属性の方々のキャッシングでも言えることですが、借りて終わりではないので、借り入れに成功したら、その後はアルバイトを増やすなどして、できるだけ早く完済するようにして下さい。

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