50万円借りたい。今すぐ車の修理。急ぎで融資可能？
今すぐ車の修理で50万円必要…というようなケースでも、キャッシングは可能です。会社員で、ある程度の勤続年数があれば、50万円は比較的申し込みやすくなっています。（もちろん、実際に借りられるかどうかは、その人の過去の借入・返済の履歴なども関わって来るので、一概には言えませんが）
ここでは、車の修理代で50万円必要になった…というケースを例にして、消費者金融や銀行カードローンのキャッシングについて説明していきます。
消費者金融なら、50万円のスピード借入も可能
消費者金融というのは、主にプロミス・アコム・アイフル・SMBCモビットなどのことです。これらのキャッシングブランドの名前は、日本人なら誰もが聞いたことがあるでしょう。これらの消費者金融であれば、初めてのキャッシングでも最大50万円まで、スピード借入できます。
誰でもできるというわけではなく、会社員・OL・公務員として働いていて、ある程度の勤続年数があるなど、一定の信用度（クレジットスコア）を満たしているという条件が必要ですが、そうした方であれば、50万円のスピードキャッシングもできるわけです。
また、高収入な方や、公務員など勤務先の安定度が高い方であれば、いきなり50万円以上…ということも稀ではありますが、可能性はあります。また、パート・アルバイト・フリーターの方々でも、正社員なみのクレジットスコア（信用度）がある方であれば、50万円借りることもできなくはありません。（非正規雇用の中でも、最高レベルの信用度がある人のみですが）
契約社員・派遣社員でも50万円借りられる？
正社員よりはやや難しくなりますが、派遣社員・契約社員の方々でも、初めてのキャッシングで消費者金融から50万円借りるということは、一応できます。ただ、正社員のときと同様、下のような条件を満たす必要があります。
- 収入が正社員なみか、それ以上に多い
- 勤続年数が長い
- 安定した職場に勤務している
- 過去の返済の遅延・延滞がない（他の借入先で）
- 現時点の他社借入がない
- 自宅の居住年数が長い
- 固定電話の番号を持っている
まだ他にも、審査で有利になる条件はいくつもありますが、これらの条件を満たせば満たすほど、契約社員・派遣社員の方々でも50万円キャッシングすることは、やりやすくなります。
ただ、平均的に見ると、契約社員・派遣社員の人々がキャッシングする場合の借入枠は、大体30万円前後になることが多い…と思っておいて下さい。
パート・アルバイト・フリーターの場合は？
アルバイト・パート・フリーターの方々の場合は、どのくらいの収入や勤続年数があれば、消費者金融で50万円キャッシングすることができるのか。これは特に決まっているわけではありませんが、大体の目安としては下のような数字が挙げられます。
- 収入…月収10万円以上
- 勤続年数…1年以上
- 勤務先…できれば中堅以上
- 他社借入…ゼロ
- クレジットヒストリー…クレジットカードで毎月遅れず返済している、など
あくまで完全に目安なので、参考程度にしていただきたいですが、このような条件であれば、パート・アルバイト・フリーターの方々でも、最初の借り入れで50万円という高額キャッシングをする…ということも可能です。かなり難しい条件だとは思いますが、まじめに長年、一つの勤務先で働いてきた方であれば、このような高額借入もできるかも知れない、ということです。
基本的には、パート・アルバイト・フリーターの方々のキャッシング枠は、大体10万円～30万円になると思って下さい。
50万円借りると、1ヶ月の利息はいくら？
消費者金融で50万円キャッシングした時の1ヶ月の利息は、大体7500円です。結構高いですね。30万円だと「4500円」で、10万円だと「1500円」です。こうした1ヶ月の利息の計算から大体30万円までは、消費者金融で借りてもまったく問題ないと、キャッシングの知識がある人の間では言われています。
一応50万円でも返済は問題なくできるのですが、払う利息が最終的にかなり増える…というのは間違いありません。毎月1万円払っても、2500円しか元本が減っていかないわけですからね。50万円に対して2500円では、最初の2年間程度は「焼け石に水」という状態でしょう。
なので、車の修理代で50万円借りるにしても、「1ヶ月の利息が、7500円というそれなりの高額になる」ということは、覚えておいて下さい。もしクレジットカードのショッピングでも修理代が払えるのであれば、クレジットカードの方が低金利なので、そちらもおすすめです。
（50万円のショッピングで、大体6000円の利息になります。1500円しか違いはありませんが）
2ヶ所の消費者金融で借りる手もあり
1ヶ所の消費者金融で50万円単独で借りる…というのは、ここまで書いた通りそれなりに難しくなっています。正社員の方々でも、必ずしもできるとは限りません。ある程度の勤続年数が必要となります。
このように難易度の高い「50万円のキャッシング」ですが、単独の消費者金融から借りるのではなく、「複数のキャッシング業者から借りる」というやり方であれば、比較的申し込みやすくなります。
個人信用情報に問題がなければOK
個人信用情報というのは、その人のこれまでの借入・返済の履歴を、すべて記録して閲覧できるようにしている組織です。もちろん、消費者金融やクレジットカード会社、銀行カードローンなど、許可を受けた特定の法人や組織でなければ、閲覧できないようになっています。
キャッシングの審査は、消費者金融でも銀行カードローンでもこの個人信用情報を参考にしているのですが、この個人信用情報に特に問題なければ、2件の消費者金融からキャッシングすることは大体可能です。
誰もが可能というわけではありませんが、フリーター・アルバイト・パートの方々でも、たとえば月収8万円程度稼いでいるなら、2件からキャッシングすることは、それほど難しくありません。（それぞれは少額になることが多いでしょうが）
なので、これまで個人信用情報に掲載されるような返済トラブル（強制解約・退会、債務整理、代位弁済など）を起こしたことがない方であれば、一箇所で50万円借りられなかったら「2ヶ所で借りる」というやり方も検討してみて下さい。
2件目の借入枠は、大抵小さくなる
これは大体想像がつくと思いますが、2件のキャッシング業者で借りる場合は、大体2件目の方が与信枠が小さくなります。つまり最高限度額が少額になるということです。
たとえば1件目が「30万円」という借入枠だったとしたら、2件目は「20万円」になる、という風ですね。このようにキャッシング枠が減りながらではありますが、それでも複数ローンを借りることができたら、50万円のキャッシングは割と現実的になります。
（もちろん、沢山借りられればいいというわけではありません。その分返済が大変になるということは重々意識して下さい。）
消費者金融はどこでもスピード融資可能
自動車の修理代のような出費の場合は、すぐにお金を借りたいということがほとんどでしょう。自動車の修理自体、仕事や生活で毎日使っているという人の場合は、特に急がなくてはいけません。
修理自体が急ぎということは、そのための支払いも急がなければいけないので、スピード借入が必要になるということが多いです。その点でも、消費者金融は非常に頼もしいサービスということができるでしょう。アコム・SMBCモビット・アイフルなどの大手の消費者金融だったら、どこでもスピード借入ができるようになっています。
土曜日・日曜日・祝日だろうと平日だろうと、いつでも21時～22時までスピード審査に対応…というのが基本なので、かなり遅い時間に審査申込みをしたとしても、その日中にお金を借りられるということが多いです。
自動車の修理のような生活や仕事に直結する用事の場合は、金利・利息のことを考えるよりも、まずはすぐに資金調達して、すぐに修理するということが最重要ですから、銀行カードローンよりも断然、消費者金融で借りるべきと言えるでしょう。
修理代は自動車ローンで払える？
自動車の修理代は、マイカーローン（自動車ローン）で払うこともできます。自動車ローン・オートローンは、自動車に関する出費であれば、すべて借入可能となっているからです。ただ、やはり急ぎの場面ではこうした金融機関の提供するマイカーローンはあまり使えません。
「事後ではダメ」という銀行も多い
自動車の修理代としてマイカーローンが使いにくいという理由の一つに「修理が終わった後ではダメ」と言われやすい点があります。つまり、今から修理するから融資してください、というのはOKだけど「終わった分を融資してください」というのはダメということです。これは何となくわかるでしょう。「いや、あなた自力で払えたんだから、うちが融資する必要はないでしょ」ということですね。
そして、これでは何がまずいのかというと、「ほとんどの銀行カードローンは、スピード借入ができない」ということ。大体数日かかることが多く、長ければ1週間やそれ以上かかります。これでは自動車の修理にはとても間に合わないということですね。
もちろん、自動車の修理といってもピンからキリまであります。急ぎでしなければいけないものもありますし、ゆっくりでいい修理もあるでしょう。あるいは、内容的にどの道1週間程度修理期間が必要で、支払いはその後でいい…ということもあるでしょう。
なので、一概に自動車ローンではダメというわけではありません。ただ、やはりすぐに借りられて、資金使途の証明書類なども必要ない（利用用途自由の）消費者金融のキャッシングの方が便利ということができます。
「事後でも領収書でOK」という銀行も
補足しておくと、すべての銀行や金融機関のオートローンが「事後ではダメ」と言っているわけではありません。事後報告でも、その修理代の領収書や請求書があればOKという自動車ローンもあります。この辺のルールは金融機関によってまったく違うので、領収書でも借入可能という銀行を調べてみるのもいいかも知れません。
何はともあれ、急ぎでないならマイカーローン・自動車ローンで借りるのもいいでしょう。逆に急ぎで「今すぐお金を借りて、大至急修理したい」ということであれば、やはり消費者金融か、もしくは、新生銀行カードローン レイクなどの審査スピードが早い銀行カードローンを選ぶ…というのがおすすめです。
マイカーローンは、その他の用途もOK
参考までに書いておくと、自動車ローンというのは車に関するかなり広い用途で、キャッシングをすることができます。オートローンの資金使途として認められているのは、たとえば下のような使い道があります。
- 新車・バイクの購入費用
- 中古車の購入資金
- 自動車のメンテンナンス費
- 車・バイクのカスタマイズ資金
- 自動車学校の学費・入学金
- ガソリン代
- 車検費用
などなど。何かしら自動車に関連する出費であれば、何でも借入可能というわけですね。もちろん、あくまで「審査に通れば」の話なので、自動車関連の費用だから、誰でも審査に通るというわけではありません。
何にせよ、自動車の修理代という切羽詰まった＆重要な使い道であれば、審査に通る確率は他の使い道より高くなります。（こういう切実に必要としている資金でのキャッシングなら、贅沢な浪費をしている人とは違い、破産のリスクが低いと想定できますからね）
自動車の修理代でのキャッシング・まとめ
以上、自動車のトラブルに対応する修理代として、消費者金融・銀行カードローンなどでお金を借りることについてまとめてきました。最後に「50万円以上の高額借入」という点と合わせて、補足をしていきます。
50万円以上の借り入れは、収入確認資料が必要
通常、銀行カードローン・消費者金融でのキャッシングは年収確認資料を提出する必要がありません。消費者金融では50万円まで、銀行カードローンでは100万円～300万円までは、原則として年収証明書を提出しなくていいのです。なので、年収は自己申告でOKということですね。
（もちろん、多く申告して高額借入をして、後で返済できなくなるのは自分なので、くれぐれも嘘をつかないようにしましょう。虚偽の申告をしてお金を借りると、自己破産しても借金がチャラにならない…というようなデメリット・短所があります）
銀行カードローンで借りたい場合は？
この記事では消費者金融をおすすめしてきましたが、「やはりイメージ的に銀行カードローンで借りたい」という方もいるでしょう。特にサラ金バッシングを経験している年配の方などは、そうした傾向が強いかと思います。
もし銀行カードローンで借りる場合は、特にスピード借入がしやすい下の4つの銀行カードローンで申し込むことをおすすめします。
- 三菱ＵＦＪ銀行
- 静岡銀行
- 三井住友銀行
- 新生銀行
三菱ＵＦＪ銀行は「バンクイック」、静岡銀行は「セレカ」、新生銀行は「レイク」、三井住友銀行はそのまま「三井住友銀行カードローン」という名前です。これらのカードローン商品であれば、消費者金融と同様に「最短30分」という短時間でスピード審査ができるようになっているので、かなりのスピードキャッシングが可能です。ただ、同じ「最短30分」といっても、やはり実際に30分で終わる割合というのは、消費者金融の方が圧倒的に高いので、この点で消費者金融での借り入れをおすすめしたいと思います。