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大口融資の審査に通らない?審査通過、確実性アップの常識をチェック

返済計画の再編

返済計画の再編のための融資でも「審査が甘い」業者・ブランド・銀行はありません。しかし、銀行カードローンよりは消費者金融の方が審査に申し込みやすい…ということは言えます。

ここでは、消費者金融の返済計画の再編のための融資について、各社・ブランドが提供するサービスを、比較していきます。

消費者金融の返済計画の再編のための融資

消費者金融の返済計画の再編のための融資は、大手ではアイフル・プロミス・アコムが提供するものが特に人気です。

  • プロミス…貸金業法に基づくおまとめローン
  • アコム…貸金業法に基づく 借換え専用ローン
  • アイフル…貸金業法に基づく計画返済支援おまとめローン

このような3つの返済計画の再編のための融資が用意されています。それぞれ略称で、下のように呼ばれています。

  • プロミス…おまとめローン
  • アコム…借換え専用ローン
  • アイフル…おまとめMAX

以下、これらの返済計画の再編のための融資を比較していきましょう。

プロミスの返済計画の再編のための融資

プロミスの返済計画の再編のための融資の魅力は、下限金利が一番安いということ。それも、ただ一番安いというレベルではなく「圧倒的に安い」といえます。これは、消費者金融の返済計画の再編のための融資の下限金利を一覧にして比較すると、よくわかります。

下限金利で消費者金融の返済計画の再編のための融資を比較

アコム・プロミス・アイフルの返済計画の再編のための融資の下限金利だけを書き出すと、下のようになります。

  • プロミス…6.3%
  • アコム…7.7%
  • アイフル…12.0%

このように圧倒的にプロミスの下限金利が安くなっているわけですね。2番目に低金利なアコムと比較しても、1.4%という大差をつけていますし、アイフルと比較すると、実に半分程度の低金利ということです。

(代わりにアイフルの返済計画の再編のための融資は、上限金利はプロミスよりかなり安いです)

借入限度額は300万円まで

プロミスの返済計画の再編のための融資の最高限度額は「300万円まで」となっています。これはアコムの借換え専用ローンと同じです。

アイフルは「500万円まで」なので、300万円を超える高額の多重債務を返済計画を再編する場合、は、アイフルの方がいいです(いいですというより、アイフルでないとできません)。

しかし、逆に言えばそれ以下の金額であれば、間違いなくプロミスを選んだ方がいいわけです。200万円~300万円の借入総額だったら、下限金利に近い金利になりますが、その下限金利で、プロミスは断然低金利なわけですからね。

このような理由から「200万円~300万円の返済プランの再編では、消費者金融ではプロミスを選ぶのが一番いい」と考えてください。

スピード借入も可能

これはプロミスだけでなくアコム・アイフルでも言えることですが、プロミスの返済計画の再編のための融資は、スピード借入が可能となっています。「返済計画の再編でもスピーディーにできる」ということに驚く人がいるかも知れませんが、消費者金融の返済計画の再編のための融資はそのくらい、スピーディーなサービスができるようになっています。

銀行カードローンでもできることはありますが、銀行カードローンは通常のキャッシングでもスピード借入がしにくくなっていますし、まして返済プランの再編となると、かなり審査が厳しくなります。そのため、返済計画の再編・借入先の変更をする時でも「できれば今日中にしたい」という人は、消費者金融を利用するのがいいでしょう。

アコム・アイフルの返済計画の再編のための融資

アイフル・アコムについては、まとめて語ります。基本的に消費者金融の返済計画の再編のための融資の特徴・メリットは似ているので、プロミスの部分で書いたことと、大体かぶるからです。

違う部分としては、下のような点が挙げられます。

  • 100万円から200万円程度の少額なら、アイフルがいい
  • アコムで借り入れしている人は、アコムがいい

以下、これらの点について解説していきます。

少額の返済計画の再編なら、アイフル

返済計画の再編では、100万円や200万円という金額は「少額」に入ります。そして、このような少額の返済計画の再編・借入先の変更であれば、アイフルのおまとめMAXか、かりかえMAXがベスト…となっています。

たとえばおまとめMAXの上限金利は「15.0%」ですが、これはプロミスの上限金利「17.8%」、アコムの上限金利「18.0%」よりも、かなり低金利になっています。

100万円ちょっとの少額の返済プランの再編であれば、上限金利か、それに近い金利が適用されるので、アイフルが一番低金利で借りられる(可能性が高い)というわけです。なので、同じ返済計画の再編でも、その借入総額が少額であれば、プロミス・アコムよりも、アイフルがいい…というわけですね。

アコムで借りている人は、アコム

アコムの返済計画の再編のための融資(借換え専用ローン)は、正直金利的なメリットはありません。上限金利でも下限金利でも、それぞれプロミス・アコムにトップを取られていて、それも大差なので、中途半端になっているわけです。

しかし「審査が甘い」というわけではありませんが、アコムですでに借り入れしている人であれば、アコムの返済計画の再編のための融資方が審査に申し込みやすくなるということはいえます。(繰り返しますが、これは審査が甘いということではなく、その利用実績によって信用してもらえるということです)

もちろんあくまで「良好な利用実績」をアコムで残した人に限られます。つまり普通のアコムのキャッシングで、延滞・滞納をしなかった人…ということですね。遅延・延滞をしていたら、逆に審査が厳しくなるので、その点は注意してください。

銀行の返済計画の再編のための融資

ここまでは消費者金融の返済計画の再編のための融資について語ってきました。銀行カードローンよりは「審査が甘い」というわけではありませんが、比較的申し込みやすい借入先として、検討してみて下さい。

そして、ここから先は銀行カードローンでの返済計画の再編・借入先の変更について語っていきます。

銀行には「返済計画の再編専用のコース」はないが…

まず、消費者金融と違って銀行には「返済計画の再編専用のコース」というものがないことを、最初に説明する必要があります。じゃあ、どうやって返済プランの再編をするのかというと、通常の銀行カードローンを、そのまま返済計画の再編・借入先の変更鬼使うのです。

これは別に「手抜きをしている」とか「返済計画の再編・借入先の変更に積極的でない」ということではありません。「銀行カードローンはもともと貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)なので、わざわざ返済計画の再編専用のコース・プランを用意する必要がない」ということ。

消費者金融は貸金業法第13条の2第2項の規定の対象なので、「年収の3分の1以上借りる必要がある」返済計画の再編では、専用のコースを用意する必要があるわけです。そのため「消費者金融の返済計画の再編のための融資」というものが、普通のキャッシング商品とは別に用意されている…というわけですね。

そうした消費者金融とは違い、銀行カードローンではキャッシングを、そのまま返済計画の再編・借入先の変更に利用する…というわけです。

低金利だが、審査は厳しくなる

銀行カードローンなので当然低金利ですが、その分審査が厳しくなることは、言うまでもありません。低金利で審査が甘いとなったら、当然借りたい人が殺到しますからね。仮に「審査が甘くて低金利」な所からスタートしても、結局審査が厳しくなって行くわけです。(多数の申込者の中から、銀行カードローンの側は選べる立場ですから)

ということで、消費者金融にしても「審査が甘い」わけではないのですが、これが銀行カードローンになると、さらに審査が厳しくなる…と考えて下さい。もちろん一般的なレベルの多重債務者の方々であれば、返済プランの再編は大体できるようになっています。

(一般的な多重債務者の方々を遠ざけたら、返済計画の再編のための融資・借入先変更のための融資の意味がないわけですから)

審査が甘い返済計画の再編のための融資・まとめ

以上、「審査がゆるい返済計画の再編のための融資」について、関連する情報をまとめてきました。冒頭に書いた通り「審査が甘い返済計画の再編のための融資」というのはないのですが、それでも「消費者金融だったら、銀行カードローンよりは比較的審査に申し込みやすい」ということは、理解していただけたかと思います。

「返済計画の再編に積極的」な銀行はある

銀行カードローンについては「審査が甘い銀行カードローン」というのは当然ないのですが、「返済計画の再編・借入先の変更に積極的」という銀行カードローンは存在します。

積極的という定義は公式サイトで、返済計画の再編・借入先の変更OKという文言を、目立つように書いているということ。「それは当たり前ではないか?」と思われるかも知れませんが、意外と「まったく書いていない銀行カードローン」もあるのです。

こうした銀行カードローンは、借入先の変更・返済計画の再編の審査に対してあまり積極的でないので、かなり審査通過率が下がると想定できます。

なぜ積極的でないのか

これは冷静に考えるとわかります。下のような理由です(あくまで私の推測ですが)。

  • 返済計画の再編のための融資を利用する人は、全員「多重債務者」である
  • つまり、貸し倒れのリスクが高い人々である
  • しかも、返済計画の再編のための融資は「高額」である
  • ただでさえ「リスクが高い人」に「高額を融資」するわけである

こうして考えると、返済計画の再編のための融資というのが、金融機関の側にとって、以下にリスクが高いサービスかわかるでしょう。

もちろん、その反面「メリットも大きい」のです。ビジネス本的に書くと、他社の売上を奪える上に、自社の売上を伸ばせるということですから。そうした部分にチャンスを見出す銀行カードローンは、返済計画の再編・借入先の変更に積極的に乗り出す…というわけですね。

もちろん、これは多重債務者の方々にとっても助けになるので、社会的な意義もあります。金融機関が多重債務者の返済計画の再編・借入先の変更を支援することは社会貢献であると、金融庁も認めるからこそ、消費者金融に「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」の返済計画の再編のための融資が認められるわけですからね。

そのような理由で、返済計画の再編・借入先の変更に積極的な銀行カードローンもあれば、そうでない銀行カードローンもある…というわけです。

「審査を甘くする」ことはできる?

繰り返し書いてきた通り、「返済計画の再編のための融資で審査が甘い借入先」はないのですが、自らの努力によって「審査を甘くする」ことはできます。劇的に審査がゆるくなるわけではありませんが、クレジットカードの保有枚数が多い人は、使わないクレジットカードを解約するというものです。

クレジットカードをたくさん持っているということは、当然カード破産のリスクが高いということ。となれば、返済計画の再編のための融資の融資をする側としても、警戒するわけです。

返済計画の再編のための融資の審査に落ちてしまった…という人でも、そうした不安要素を排除してから審査の申し込みしていたら、もしかすると「審査に通ったかもしれない」わけですね。

そうして、自ら審査通過率を上げる努力をすれば、「審査が甘い返済計画の再編のための融資」はなくても「自ら審査をゆるくする」ことはできるのです。

また、現時点で少しでも貯金があれば、それを臨時返済に回して「少しでも借入残高を減らしてから、返済計画の再編のための融資の審査に申し込む…という方法もあります。また、不要品の売却などをしてお金を作り、返済してから審査の申し込みをするという方法も、当然有効です。

結局、これらの方法は審査に申し込みやすくなるだけではなく、「その後の返済が、実際に楽になる」ことでもあるのです。これは当然ですね。借入総額が減っている方が、返済が楽になるのは自明の理ですから。

結局、通常のキャッシングにしても返済計画の再編のための融資にしても、「審査に申し込みやすい」ということは「自分自身が、問題なく返済できる人間になる」ということと、同義だと思って下さい。

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