キャッシング関連の良くある質問

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銀行カードローン審査 おすすめは?申し込みやすい借入先はある?

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カードローンで「審査がゆるい」という所はありません。消費者金融は一応、銀行カードローンと比較すると、審査通過率が高くなっているので、その点では「銀行カードローンよりはゆるい」ということができます。

ただ、これもあくまで「その人の返済能力の範囲内」でしか借入可能とはならないので、結局「自分に適した金額のみ借りられる」ということになります。

(そうでないと、多重債務者が続出して、一時期のように大問題になってしまいますからね)

消費者金融の審査はゆるい?申し込みやすい?

上に書いた通り、消費者金融の審査は決してゆるい・申し込みやすい・甘い…というようなことはありません。確かに銀行カードローンと比較したら、審査通過率の数字的には、申し込みやすいということは言えます。しかし、あくまで「その人の支払能力に見合った借入枠」になるので、決して「実力以上に借りられる」ということはありません。

(つまり「甘い・ゆるい」わけではない、ということです)

消費者金融の審査通過率は「40%」前後

具体的にどのくらいの審査通過率なのかというと、アコム・アイフル・プロミスの場合は大体「40%~45%程度」と考えて下さい。この3つの消費者金融だけ審査通過率を書いた理由は、月次レポート・マンスリーデータなどの資料で、公開されているからです。SMBCモビット・ノーローンについては、審査通過率が公表されていないんですね。

ただ、SMBCモビットについては、上記の大手消費者金融サービスと同じく40~45%前後ではないか…と思われますが、正確な情報はありません。

(あくまで私の推測になります)

ノーローンについては「審査が厳しい」という口コミ・体験談が多く、「審査通過率は30%程度」という評判も聞かれます。

限度枠は10万円~30万円が基本

審査通過率の次に「消費者金融でいくら借りられるか」を書くと、これは大体10万円~30万円が基本…となっています。10万円は最低限の借入枠で、審査通過した時点で、10万円は誰でも申し込めるシステムになっています。

これより少額だと「融資しても利益が出ない」ので、最低でも10万円からのスタートになっている…ということですね。そして、ある程度しっかり働いているアルバイト・フリーターの方々など、信用度が高ければ「最初から30万円の借入枠」をもらうこともできます。

もちろん、その人のクレジットスコア次第では50万円でも借入可能ですし、特に正規雇用である会社員・OL・公務員の方々については「最初から50万円キャッシング可能」という人は、かなりいます。

他社借入件数が「3件」ある人は、借入不可

消費者金融の借入審査の有名なルールとして「3件規制」というものがあります。これは見出しの通り「すでに他社借入件数が3件以上ある人は、審査に通らない」というものです。

これは法律的に決められているわけではなく、消費者金融の大手が自主的に話し合って決めたルールです。なので「自主規制」ではありますが、ほとんどのキャッシング業者やブランドが、このルールを遵守しています。そのため、現時点で、3件以上の借り入れがある人は、まず消費者金融でも審査に通らないと考えて下さい。

在籍確認がないカードローンはある?

「審査が甘いカードローン」を探している人が、特に重視する条件の一つとして「在籍確認がないキャッシングの審査はあるか」ということでしょう。結論を書くとこれは「ない」、つまり「在籍確認は必須」なのですが、状況・条件によっては「なしでも借入可能」となることもあり、「回避する方法」が認められることもあります。

銀行でも消費者金融でも、在籍確認は必須

まず、最初に強調しておきますが、消費者金融の審査でも、銀行カードローンの審査でも、勤務先への在籍確認の電話は必ずするようになっています。これも法律的に義務になっているわけではないのですが、「返済能力の調査義務」の一部として、どの業者・ブランド・銀行でも実戦しているということです。

中小業者など、たまに「電話連絡なしでOK」の業者はある

しかし、たとえば中小の消費者金融など、一部のキャッシング業者の場合は「勤務先への在籍確認の電話なしでも借入可能」ということもあります。「まったく最初からなし」というキャッシング業者もありますし、電話連絡の代わりとなる手段が用意されているということもあります。

この辺りは、あまり審査がゆるい貸金業者だと「あとでどんなトラブルがあるかわからない」という危険性があるので、あまりおすすめはできませんが、一応そういう選択肢もある…ということは紹介しておきます。

大手でも「やむを得ない事情」があれば、相談可

また「電話連絡の代わりとなる措置」については、大手の消費者金融でも「状況・条件によって、どうしてもやむを得ない事情がある人であれば、認められる」ということがあるようです。めったにないケースとは思われますが、そういう口コミ・評判は一部存在しています。

具体的にどのような事情が「やむを得ない事情」になるのかというと、たとえば銀行・信用金庫・労働金庫などの金融機関に勤務しているというような場合ですね。金融機関は現金を扱う商売ですから、金銭的に困っている職員がいると、着服のリスクがあります。そのため、キャッシングが職場にバレると「恥ずかしい」というレベルではなく「首になる」ことがあるわけですね。

そのような事情は、消費者金融の側も当然熟知しています。そのため、そうした事情を説明すれば、電話連絡の代わりとなる手段を適用してもらえる…という可能性もあります。

(あくまで可能性ですが)

「独自審査の業者」は審査がゆるいが…

「審査が甘い・ゆるい」と言えば、よく知られているのは「独自審査の業者」です。こうしたキャッシング業者で借りることはあまりおすすめできないのですが、ここではまず、独自審査の業者とは何かという点から、説明していきましょう。

独自審査とは?

独自審査とは、簡単に言うと「個人信用情報に頼らずに審査をする」ということ。普通のキャッシングの審査は、JICC・CIC・KSCなどの個人信用情報機関に、その申し込み者の個人信用情報を開示してもらって、そのクレジットヒストリーを見ながら、融資するかどうかを決めます。

そして、ブラックリスト入りしている人は、それがこの時にバレるので借入不可となるわけですね。しかし個人信用情報を見ない貸金業者であれば、ブラックリスト入りしていようと、借入可能になるということです。もちろん、融資するかどうかは独自審査の業者の側が決めることですが、「ブラックリストだから、絶対に審査に通らない」という状況は、とりあえず脱出できるわけです。

ヤミ金、紹介屋、整理屋が混ざっているので注意

ただ、独自審査の業者の中には、かなりの悪質業者が混ざっています。

  • ヤミ金
  • 紹介屋
  • 整理屋

というような悪徳業者ですね。ヤミ金は言うまでもないでしょう。紹介屋というのは普通のキャッシング業者を装ってお客さんを集め、それをヤミ金に流すという仕事です。「うちでは融資できませんが、いい業者を紹介しますよ」と言って、ヤミ金で借りるように仕向けるわけですね。

整理屋は「返済プランの再編を手伝う」といいつつ手数料を払わせ、そのまま逃げる…という手口です。貸金業者だけでなく、違法な弁護士事務所が手を貸していることもあります。

何はともあれ、独自審査の業者というのはこのように「かなり悪質な業者が混ざっている」リスクがあるのです。あくまでごく一部の話ではありますが、そうしたリスクもあるので、あまりおすすめは出来ないということです。

審査がゆるい業者は基本的に危険

独自審査の業者に限らず、ヤミ金でもクレジットカード現金化でも何でもそうですが、「審査がゆるい貸金業者」というのは、基本的に危険なのですね。そもそもお金という大事なものを「信用できない相手に貸す」という時点で「まともなビジネスではない」ということです。

独自審査の業者の中でも、真面目な業者さんの方が大多数です。ただ、ごく一部危険な違法業者が混ざっているということは、重々承知しておいて下さい。

ゆるいカードローン審査・まとめ

以上、「審査がゆるいカードローンの審査」はあるのかどうか…、という点をまとめてきました。これは特に犯罪被害者を出さないために重要な点なので、再度ポイントをおさらいしていきましょう。

「審査がゆるい」を売りにする業者はすべて危険

上に書いた通り「審査が甘い」ことをアピールする貸金業者は、たとえ老舗だろうと、デザインが綺麗なサイトを持っていようと、絶対に信用しないようにしてください。

「審査がゆるい」ことを「売りにする」というのは、要するに「うちは、アコム・プロミスなどのまともな会社に申し込む人たちからは、相手にされないキャッシング業者です」と宣言しているようなものです。中にはまともな業者さんもたくさんあるでしょうが、基本的には、やはり近寄らない方が賢明です。

大手の審査結果・借入枠はすべて受け入れるべき

これは特に重要な点ですが、借入超過・多重債務で破産する人というのは、なぜか大手の消費者金融や銀行カードローンが下す審査結果は間違っていて、不当に厳しいと考えています。「何で俺が審査落ちしなければいけないのだ」というように怒っているわけですね。

ただ、まともな感覚がある方ならわかるでしょうが、このような怒りを覚えるという時点で「金銭感覚も含めて、自分をコントロールする力が欠けている、少々危険な借り手」ということなのです。消費者金融でも銀行カードローンでもビジネスなのですから、「まともな人であれば、返済能力の範囲でいくらでも融資したい」というのが、彼らの本音です。

しかも、彼らは「貸し付けしたい」というだけではなく、この道について、金融庁のエリートよりも遥かに精通している「返済能力を調査するプロ」なのです。

そのプロの方々が「融資したい」という気持ちを抑えてまで審査で落とすわけですから、「これは素直に受け入れるしかない」と考えて下さい。

もちろん、これは「審査に落ちた・通った」というだけの話ではありません。その後で与えられる借入枠・与信枠についても、下のような不満を持たないことです。

  • 何で俺が、これだけの借入限度額しかもらえないんだ
  • 何で与信枠が減額されたんだ
  • 増額依頼したのに、何で拒否されたんだ

こうして文章にしてみると、「いや、減額されて当然でしょう」と多くの人が思うでしょうが、なぜかこうした「自分と金融のプロの判断力の違い」にすら気づいていない方が、結構多いのですね。もちろん、ほとんどの人はそうではなく、あくまで消費者金融を利用する方の5%程度なのですが、くれぐれもこのような思考回路にはならないよう、注意してください。

(多重債務の問題というのは、融資する金融機関の側が悪いのではなく、基本的にこのような思考回路で行動する方々に、かなりの原因があるのです)

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