銀行カードローンのスピード審査、おすすめは？審査は厳しい？申し込みやすい？
この記事では、スピード審査ができる銀行カードローンで、おすすめを紹介していきます。スピード審査自体は、大手の銀行カードローンであればどこでもできるので、基本的には「大手の銀行カードローンの中でのおすすめ」ということになりますが…。
おすすめはその人がどのような条件で借りたいか、あるいは職業・属性は何か、などによって異なります。以下、そうした視点から、スピード借入ができる大手の銀行カードローンの中で、おすすめできる借り入れ先をまとめていきます。
土曜日・日曜日・祝日にお金を借りたい場合
もし、土曜日・日曜日・祝日に銀行カードローンでスピードキャッシングをしたい…ということであれば、新生銀行カードローン レイクが圧倒的に有利です。新生銀行カードローン レイクが土日借入をしやすい理由は、下の通りです。
- 土曜日・日曜日・祝日でも21時までスピード審査している
- 新生銀行の口座を保有していなくてもOK
- 「最短30分」で審査が完了する
- 審査通過率が大手の銀行カードローンの中で一番高い
- ローン契約機でカード発行できる時間が、一番長い
「21時までスピード審査」というだけだったら、三井住友銀行もそうなのですが、三井住友銀行より審査通過率が高いという点で、新生銀行カードローン レイクが有利です。また、自動契約機でローンカードの発行ができる時間については、「アコム・プロミスなどの大手の消費者金融を含めても、新生銀行カードローン レイクが一番長い」ということで、この点でも土日借入では新生銀行が最強…ということができます。
三井住友銀行カードローンは、2番目におすすめ
銀行カードローンのスピード借入で、2番目におすすめなのは三井住友銀行カードローンです。（書き遅れましたが、土曜日・日曜日・祝日のスピード借入で強い銀行カードローンは、平日でも強いです。この土日借入のランキングは、そのまま平日のスピードキャッシングのランキングでもあると思ってください）
三井住友銀行カードローンがおすすめな理由は、下のようになります。
- レイクと同様、夜9時までスピード審査
- 三井住友銀行の口座がなくてもキャッシング可能
- 審査の所要時間も「最短30分」で、レイクと同じ
新生銀行カードローン レイクに比べて不利な点は何かというと三井住友銀行カードローンの方が審査が厳しいので、審査通過率が低いということです。これは低金利である分、当然といえるでしょう。
なので、もし自分の信用度（クレジットスコア）に自信がない方であれば、新生銀行カードローン レイクで申し込んだ方がいいわけです。逆に自信がある人の場合は、低金利で借りられる三井住友銀行を選んだ方いいでしょう。
三菱ＵＦＪ銀行・バンクイックもおすすめ
3番目におすすめするのは三菱ＵＦＪ銀行カードローン「バンクイック」です。この理由は下の通りです。
- 土曜日は18時までスピード審査
- 日・祝は17時までスピード審査
- 平日は20時まで審査受付
- 三菱ＵＦＪ銀行の口座なしでもOK
- 最短30分で審査できる
このように、「最短30分、口座なしで借入可能」という2点は、新生銀行カードローン レイクや三井住友銀行カードローンと共通しています。違いは何かというと、スピード審査の受付時間が、新生銀行・三井住友銀行よりもやや早く終わってしまうということ。平日もそうですし、特に土曜日・日曜日・祝日については、4時間～3時間、早く審査終了してしまうわけです。
もちろん、これでも他の銀行カードローンと比較すると、かなり遅い時間までスピード審査ができる方です。たとえば、同じメガバンクでもみずほ銀行カードローンは土日借入自体、そもそも対応していないですからね。
また、その他の銀行カードローンは平日でも土曜日・日曜日・祝日でも「14時程度まで」しか、審査の申し込みができません。その点でも、やはり三菱ＵＦＪ銀行は十分スピード借入がしやすいのです。
（スピード審査の受付時間については、三井住友銀行・新生銀行（レイク）が別格ということですね）
家庭に入っている女性におすすめなのは？
続いて、家庭に入っている女性の方々におすすめな銀行カードローンを紹介していきましょう。まず銀行名だけ一覧にすると下のようになります。
- 楽天銀行
- 横浜銀行
- みずほ銀行
他にもおすすめの銀行カードローンはたくさんあるのですが、すべて書くと長くなるので、この3つの銀行カードローンだけ解説していきます。
楽天銀行は提出書類の少なさで圧倒的
楽天銀行スーパーローン（カードローン）は、専業主婦の審査の必要書類が少ない…ということで、口コミ・評判で人気になっています。これはあくまで「口コミ・評判でそう言われている」というだけなので、実際の審査基準がどうなのかは不明…という点を重々承知して下さい。
（審査基準をあまり詳細に公開すると、反社会勢力の借り逃げなどに使われるので、どの銀行カードローン・消費者金融でも公開していないのです）
そして、具体的にどのように提出書類が少ないのかというと、家庭に入っている女性でも、自分の身分証明書だけ提出すれば借りられるというルールなのですね。キャッシングの知識がある人だったらよく知っているでしょうが、家庭に入っている女性のキャッシング審査では他に「配偶者の同意書」「婚姻関係の証明書」が必要なのです。
配偶者の同意書というのは、言うまでもなく「夫・旦那の同意書」のことなので、これをもらうということは当然夫バレ・旦那バレするということです。家庭に入っている女性の借り入れは、99％夫・旦那に内緒で借りたいものでしょうから、これは事実上「借りられない」ようなものなのですね。
「婚姻関係の証明書」というのは戸籍抄本・戸籍謄本・住民票など、確かに結婚していることがわかる書類ということで、これは夫・旦那に関係なく自分一人で役所で発行することができます。
なので、「配偶者の同意書なしで、婚姻関係の証明書だけ提出すればOK」という銀行カードローンであれば、夫バレ・旦那バレのリスクはありません。しかし、やはり書類を揃えるというのは時間も労力もかかりますから、提出書類が少ないに越したことはないでしょう。その点、必要書類が本人確認資料だけという楽天銀行スーパーローン（カードローン）は、一番申し込みやすい借入先の候補…ということができます。
首都圏在住なら、横浜銀行カードローンも
同じように、専業主婦の提出書類が少ない銀行カードローンとして、横浜銀行が挙げられます。楽天銀行スーパーローン（カードローン）同様、自分の本人確認資料だけ提出すれば借りられるという条件です。（あと、場合によっては夫・旦那の職場の名刺が必要と言われることもありますが、このあたりは夫・旦那の職業などの条件によって変わるのでしょう）
この横浜銀行カードローンの必要書類についても、楽天銀行スーパーローン（カードローン）と同様に「その申込者の信用度（クレジットスコア）によって、柔軟にルールを変える」と思われるので、必ずしも婚姻関係の証明書や配偶者の同意書を提出しなくていい…というわけではないと考えられます。
しかし、楽天銀行にしても横浜銀行にしても、他の銀行カードローンではこのような評判・体験談はあまり見られないわけですから、家庭に入っている女性のキャッシング審査で、一番提出書類が少ない金融機関の候補というのは間違いないはずです。
なお、横浜銀行カードローンは地方銀行のキャッシングなので、「神奈川県・東京都・群馬県に在住・在勤していないとダメ」という借入条件があります。そのため、あくまで首都圏に住んでいる方限定ですが、これに該当する方であれば、横浜銀行カードローンはおすすめと言えるでしょう。
みずほ銀行も夫・旦那に内緒で申し込みやすい
専業主婦のキャッシングでは「夫・旦那に内緒で借りられる」ということが非常に重要ですが、その点、みずほ銀行カードローンもおすすめです。楽天銀行・横浜銀行同様「夫・旦那の同意書を提出しなくても大丈夫」という条件だからです。
この条件だけだったら、みずほ銀行カードローン以外でも三菱ＵＦＪ銀行などいくつかありますが、その中でも、みずほ銀行カードローンが一番低金利という点で、この記事ではおすすめしています。
具体的には、銀行カードローンの平均的な上限金利が「14.5％」なのに対して、みずほ銀行カードローンは「14.0％」と、0.5％安くなっているわけです。そのため、特に借入金額が大きいキャッシングを希望している専業主婦の場合、みずほ銀行カードローンで借りることを、検討してみるといいでしょう。
学生におすすめの金融機関
続いて、学生のキャッシングでおすすめの銀行カードローンを紹介していきましょう。最初に銀行カードローンの名前だけを箇条書きすると下のようになります。
- 新生銀行カードローン・レイク
- ソニー銀行カードローン
- 楽天銀行スーパーローン（カードローン）
以下、これらの銀行カードローンがおすすめな根拠を説明していきます。
新生銀行カードローン レイクは審査に申し込みやすい
大手の銀行カードローンの中で最も審査通過率が高いという評判・体験談が多いのは、新生銀行カードローン レイクです。ネット上の口コミ・評判なので、それほど盲信してはいけませんが、実質年率（金利）が消費者金融に近いということを考えても、確かに審査通過率は高いだろうと推測できます。
また、新生銀行カードローン レイクのメリットは審査通過率が高いことだけではありません。土曜日・日曜日・祝日でもスピードキャッシングに対応していることや、毎日夜9時（21時）までスピード審査をしているということ。
また、新生銀行の口座のホルダーでなくても借りられること、平日・土曜日だったら24時という、一番遅い時間まで自動契約機でローンカードの発行ができるということ…。などなど、学生のスピード借入に関して、非常に多くのメリットがあります。
ソニー銀行は10万円なら借りられる
2番目に学生のキャッシングでおすすめなのは、ソニー銀行カードローンです。理由は最高限度額10万円までという条件つきとはいえ、若年層でも借入可能であることが明記されているという点です。
実は、上の新生銀行カードローン レイクにしても、その他の銀行カードローンにしても、「大手の銀行カードローンで、学生の借入資格について明言している所は、意外と少ない」というのが実情です。新生銀行カードローン レイクは口コミ・評判の多さから「学生でも申し込める」ということが大体わかりますが、その他の銀行カードローンはあまりわからないんですね。
おそらく「ケースバイケースで決めている」ということでしょうが、その中でソニー銀行カードローンだけは「10万円」という小口借入限定とはいえ、しっかり「若年層でも借入可能」と明記されています。この点はお金を借りたい学生にとって、非常に好材料ということができるでしょう。
楽天銀行も学生融資に積極的
再び楽天銀行スーパーローン（カードローン）の登場です。楽天銀行も実は、他の銀行同様「若年層でもキャッシング可能」ということが明記されているわけではありません。しかし「学生だけど楽天銀行スーパーローン（カードローン）でキャッシングの審査通った」という体験談・口コミは多いので、年収や年齢などの条件さえしっかりしていれば、借入審査自体は通ると考えていいでしょう。
そして、それだけだったら他の銀行カードローンも同じですが、なぜ楽天銀行スーパーローン（カードローン）が学生におすすめなのか。それは歴史の浅い銀行なので、学生など若年層を取り込む必要があり、学生に対しても積極的に審査してくれる可能性が高いということです。これももちろん、楽天銀行スーパーローン（カードローン）がそう公式にアナウンスしているわけではないので、あくまで推測にすぎません。
しかし、経営の原理からいえば、そうせざるを得ないのは確かでしょう。どう考えても、50才以上の方々が、楽天銀行を積極的に利用するとは思えませんから。WEBやコンピューターなどの仕事をしている方なら楽天銀行の便利さを知っているでしょうが、そうでない年配の方々だと、明らかに「店舗やATMもないネット専業銀行など、メインバンクにはできない」という発想になるでしょうからね。
なので、楽天銀行をメインバンクにしてくれるようなユーザーを育てるために、楽天銀行スーパーローン（カードローン）も含めた楽天グループは、おそらく若年層に対して好意的なはずです。決して審査が甘くなるとか、審査がゆるくなるということではありませんが、「完全に、当落線上ギリギリ」という場面では、他の銀行カードローンよりは審査に申し込みやすい可能性がある…ということです。
スピード審査ができる銀行カードローン・まとめ
以上、スピード審査ができる大手の銀行カードローンについて、それぞれがどのような職業・属性の方々や、どのような条件でキャッシングしたいと思っている方におすすめか…という内容をまとめてきました。最後に簡単に結論と補足を書くと下のようになります。
審査が甘い銀行カードローンは存在しない
スピード審査というシステム自体は、どの銀行カードローンでも整備されています。消費者金融でも同じです。しかし、「審査が甘い」という銀行カードローンはどこにも存在しません。
銀行カードローンであるという時点で低金利なので、消費者金融より審査が厳しくなるのは当然です。また、新生銀行カードローン レイクのように上限金利が消費者金融並みということで、比較的審査通過率が高い銀行カードローンにしても、決して「甘い」わけではありません。
（審査通過率は大体40％以下ですから、半分以上の人は落ちるということです）
と言っても、この「審査落ちする人」の中には、借入超過者・多重債務者・ブラックリストの方々など、落ちて当然の方々も含まれているので、普通の人の審査通過率はもっと高く、大体感覚的には7割くらい…という印象です。（他社借入がなければですが）
バランスの良さでは、三井住友銀行
単純にスピード審査がしやすいというだけなら、新生銀行カードローン レイクが一番でしょう。審査時間などは三井住友銀行と互角ですが、「審査通過率」という武器がありますからね。
しかし、低金利であるというバランスも考えたら、やはり三井住友銀行カードローンが最強です。
- 新生銀行カードローン レイク…4.5％～18.0％
- 三井住友銀行…4.0％～14.5％
というように、特に上限金利（高い方の金利）で、大きな差がついていますからね。100万円以下のキャッシングでは、下限金利ではなく上限金利が適用されるので、ほとんどの人が借りる場合は「三井住友銀行カードローンの方が0.5％低金利」ということになります。
なので、ある程度自分の信用度（クレジットスコア）に自信があって、三井住友銀行でも審査に通る自信がある人は、三井住友銀行カードローンで借りるのがいいでしょう。